初心に戻り、まずは工務店を探すところから始める。途中で挫折感に襲われても、めげずに夢に向かっていく…とそんなある日のこと、妻が見つけたのは新宿にあるOZONEリビングデザインセンターでした。ウエブサイトは説得力に欠けていて、正直あまり期待せずに訪問したが、予想を遥かに上回る結果となる。計3社からご提案をいただき、結果的にはその中の1社で決まる。もちろん、OZONE以外でも数社相談して、かなり悩んだ末、ご紹介されたますいいリビングさんに決めた。こちらのチームは父の作品を事前に調べ、それに基づき提案。模型までご準備いただき、こちらから説明することもなく、我々が目指す家をご理解・ご提案いただけた。
2023年夏から設計に入り、設備(ホームシアターを含む)の細かい打合せを重ねる。前回と違って予算を管理しながら調整(仕様を追加・削除)、最後にびっくりするような金額が出ることはない。これが当たり前の進め方で、いかに前回の工務店が管理能力に欠けていたかが良く理解できた。契約は2024年3月に締結完了、4月より基礎工事開始。ここまで3年かかり、無駄な時間とコストは発生したが、「理想の家」を考える時間がより長くとれたおかげで、最新の設備や工夫が凝らせるようになったと確信する。そう言う意味では100%無駄ではない。
特にオートメーション関連はこの時間延長が無ければ叶わなかった。高価なHEMSを購入し、後からHome Assistantを発見して後悔するところであった。